- コピー複合機でエラーコードが表示された場合はどうすればいいですか?
業務用のコピー複合機を利用していると、突然操作ディスプレイにエラーが表示されることがある。
紙詰まりやトナー切れなどが代表的なエラーメッセージだ。エラーメッセージの場合はその表示に従うことで解決できることが多いが、内部的な故障が起きた場合はエラーコードが表示される場合がある。
今回はエラーコードが表示された場合の対処方法をご紹介するので、もしこれらの表示で悩まされていたら解決の参考にしていただければ幸いだ。
コピー機のエラーコードが表示された場合のYes/Noチャート
エラーコードが頻発しますか?買い替えにおすすめのコピー機
目次
エラーコードが出た時にまず最初にやることは電源ON/OFF
どのコピー複合機でも共通する作業は、まず主電源のON/OFFだ。低確率ではあるが、これで復旧することもあるのでまず試そう。
機種により異なるがシャープのコピー複合機を例として以下のような手順で主電源のON/OFFを行おう。
1)コピー複合機本体のフロントパネルを開ける
2)主電源のスイッチを切る
※フロントパネルを開ける以外にも側面や背面などに隠れている場合があるので注意しよう。
3)1分ほどしてからスイッチを入れ直す
※電源ボタンの近くに「保温ヒーター」のスイッチがある場合がある。このスイッチは常にオンにしておこう。
エラーコードが表示されるか確認する
これで解決しなかった場合は、高確率でパーツの交換など専門技術者による修理が必要だ。カウンター保守契約中であれば、契約先の保守会社へ連絡しエラーコードなどの症状を伝えて修理を待とう。
保守契約先が無い場合『スポット修理センター』などの修理サービスへ依頼しよう。
コピー複合機のよくあるエラーコード一覧
以下にOAランドでも取扱いの多いシャープ複合機を例として、お問い合わせの多いエラーメッセージとその症状・解決策などをご紹介する。
H5-01
- エラーコード:H5-01
紙詰まり関連で起こるエラーコード。
詳細の対処方法は『コピー複合機でエラーコード「H5-01」が表示された場合はどうしたらいいですか?』でご紹介している。
L4-06
- エラーコード:L4-06
内部パーツ(転写ユニット)関連のエラーコード。
詳細の対処方法は『コピー複合機でエラーコード「L4-06」が表示された場合はどうしたらいいですか?』でご紹介している。
H3-00、H3-01、H3-02
- エラーコード:H3-00
- エラーコード:H3-01
- エラーコード:H3-02
内部パーツ(定着器)関連のエラーコード。
詳細の対処方法は『コピー複合機でエラーコード「H3-00,H3-01,H3-02」が表示された場合はどうしたらいいですか?』でご紹介している。
C4系
- エラーコード:C4-00
- エラーコード:C4-02
- エラーコード:C4-03
- エラーコード:C4-10
- エラーコード:C4-20
内部パーツ(TPC)関連のエラーコード。
詳細の対処方法は『コピー複合機でエラーコード「C4-XX」が表示された場合はどうしたらいいですか?』でご紹介している。
F2系
- エラーコード:F2-64
- エラーコード:F2-65
- エラーコード:F2-66
- エラーコード:F2-67
- エラーコード:F2-70
- エラーコード:F2-71
- エラーコード:F2-72
- エラーコード:F2-73
トナー系のエラーコード。
詳細の対処方法は『コピー複合機でエラーコード「F2-XX」が表示された場合はどうしたらいいですか?』でご紹介している。
エラーコードはほぼ自分では直せない
なお、ここまでご説明しておいてなんだが、コピー複合機でエラーコードが出てしまった場合、ご自身での修理はまず不可能だ。
パーツの誤作動などで電源再起動で運良く動くこともあるが、復旧する確立は気休め程度。素直にメンテナンスを依頼しよう。
カウンター保守契約などの保守サービスに加入している場合、無料で訪問修理が可能だが、そうでない場合は『スポット修理センター』などの訪問修理サービスを依頼しよう。
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関連するよくあるご質問
コピー機をお得に買うために必ずおさえておくべき情報
コピー機博士によくあるご質問
- 業務用のコピー機・複合機の相場はどれくらいですか?
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コピー機リース(新品)の相場は印刷速度が25枚~30枚の標準的な複合機の場合、カラー複合機が定価で120万円から販売されていますが、オプションを付けると400万円ほどになることもあります。また、モノクロ複合機の場合は定価で70万円から販売されていますが、こちらもオプション次第では300万円ほどになる場合もあります。
中古コピー機の販売価格の相場は、OAランドでは「10万円以下」「10~20万円」「20万円~」に分かれており、ほとんどのモデルが30万円以内で購入することができます。例外として最新型やカウンター数が1万枚以下の極上品等を「30万円~」で販売しております。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 評判の良いコピー機・複合機のメーカーはどこですか?
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業務用コピー機・複合機の主要メーカーの物は、機能面だけで見れば大きな差はなく、どれを選んでも十分満足のいく機能を発揮してくれることは間違いありません。それでもあえてメーカーを選ぶなら、コスパなら「シャープ」、品質なら「富士フイルム」、総合力なら「キヤノン」、デザインなら「コニカミノルタ」、管理なら「リコー」のコピー機・複合機がおすすめです。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 保守契約とは何ですか?必ず加入しなければいけませんか?
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保守契約とは、一般的によくある製品保証のようなもので、精密機械である業務用のコピー機・複合機は故障しやすく、修理費も高額なため加入することが必須となっています。保守契約を結べば、毎月一定の保守料金で万が一の際の修理費用や部品代、消耗品が無料になるなど、お得なサービスが受けられます。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機・複合機のリースとレンタルの違いを教えてください。
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コピー機・複合機のリースとはリース会社が代理でコピー機を新規購入し、それを借りて使用する中~長期契約(5年~7年)のことです。レンタルと違い、ご希望のコピー機を新品で導入することができます。一方でレンタルはレンタル会社から中古品のコピー機を借りて使用する短期契約(数日~3年程度)のことを指します。レンタルは途中解約が可能で、レンタルしたコピー機の管理はレンタル会社が負います。(ユーザーの過失でない故障時には代替機を提供)一般的には中長期的に利用するならリース、短期間で利用する場合はレンタルの方が費用面でメリットがあるといわれています。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機で印刷したら黒い線が入るのですが、どこを清掃したらいいですか?
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コピー機・複合機を使っている時に黒い線が出てしまう場合、特定の操作をしたときだけ症状が出るということがよくあります。コピーや印刷をした時にどのような操作をした時に黒い線が出るのか、問題の特定をすると清掃する場所の目安になります。
大きく分けて清掃の種類は、「鏡面ガラスの清掃」「ADFミラーの清掃」「本体内部の清掃」に分けられます。
また、これらの清掃を行っても改善されない場合は「結露」による症状の可能性も考えられるので、その場合は少し時間を置いてみるのも良いでしょう。
詳しくはこちらをご確認ください。