- コピー複合機から異音がするのですが、どうしたら良いでしょうか?
会社で使っている大きなコピー複合機から突然異音がしたら、どのあたりから異音がするかで対処方法が変わってくる。まずは異音の箇所の特定をしたうえで、以下に記載する対処方法を試してみよう。
内部パーツに不良がなければご自身でも十分に直せる可能性はあるので、参考にしていただければ幸いだ。
コピー機から異音がする時のYes/Noチャート
買い換え時かも?買い替えにおすすめのコピー機
コピー機から異音がしたらまず以下の4点を確認しよう
コピー複合機の異音はトナーなどの消耗品設置のタイミングで鳴ったり、用紙を補給したあとに鳴ったりする場合がある。異音対処の基本的な4項目に該当しないかまずは確認しよう。
1)コピー複合機が不安定な場所に設置されていないか確認しよう
まずは設置場所を確認しよう。変な段差の上に一部の脚が乗っていたり、斜めに傾いていないか再確認しよう。アジャスターがついている場合は微調整も可能だ。
2)トナーカートリッジを再セットしよう
トナーカートリッジが正しくセットされていないと異音が出る場合がある。そんなトナー設置位置付近から異音が鳴ったら、すべてのトナーカートリッジをセットし直してみよう。
また、中国製品などの非純正トナー(リサイクルトナーなど)を利用しているときも異音が発生するケースがあるので、使っているトナーが純正品かも一度確認してみよう。
3)給紙トレイを抜き差ししてみよう
用紙の給紙トレイが本体に確実にセットされていない場合や、用紙の詰め込みすぎで正常に作動せずに異音が発生することがある。すべての用紙サイズの給紙トレイに用紙を詰め込み過ぎていないか確認して、本体に確実にセットするようにしよう。
4)本体内部に異物や紙片があるか確認しよう
以前の紙詰まり一部が破れて内部に残っている場合や、何らかの異物が入れ混んだ場合も異音が発生するケースがある。紙詰まりを取り除いたあとに異音が鳴ったら、もう一度よく確認してみよう。
これで解決しなかった場合は、高確率でパーツの交換など専門技術者による修理が必要だ。カウンター保守契約中であれば、契約先の保守会社へ連絡し修理を待とう。
保守契約先が無い場合『スポット修理センター』などの修理サービスへ依頼しよう。
異音のスポット修理費用相場:50,000円~200,000円(症状により大幅に異なる)
異音の発生箇所で原因を特定する
最後に、異音の種類と発生場所でおおよその原因は特定できるので、過去に起きた異音トラブルの事例をご紹介する。
ガガガガ...と大きな異音がする
なにかが詰まってるような、引っかかっているような異音がした場合は、ギアのかみ合わせが悪い場合がある。
用紙カセット付近であれば、用紙補充の際にうまくはまっていないことがあるので、しっかりと用紙カセットを差し直そう。
コピー複合機の内部から突然聞こえた場合は、原因特定をするよりも先にサービスマンに見てもらおう。
キュルキュル...と耳障りな異音がする
コピー機が印刷動作を始めるとどこからともなく「キュルキュル...」とか細い音が聞こえたら、ローラーの摩耗の可能性が高い。
ローラーは紙送りするゴムのような素材でできており、目で見えるところから内部奥まで様々な部分についている。
ローラーは基本的に専用の液体を使って清掃することでグリップ力を高めるのだが、古い機種や消耗が激しい場合は交換が必要な場合もあるため、サービスマンに点検・修理を依頼しよう。
ガタンガタン...と一定間隔で異音がする
コピー複合機の側面部分から一定間隔で「ガタンガタン...」と異音がしたら、定着ローラーが変形している可能性がある。
外部からの圧力に弱いため、ちょっとした力が加わるとすぐにヘコんでしまい、そのヘコみが作動時にぶつかることで異音がなるのだ。
この場合はパーツの交換が必要になり、ご自身では入手も交換も難しいためサービスマンに修理を依頼しよう。
ゴォォォ...と背面から大きな異音がする
背面のパネルを開けた基板周りから異音がする場合は、放熱用のファンが劣化している可能性がある。
サービスマンによる点検とパーツ交換が必要なので、ご自身で操作せずにサービスマンを派遣しよう。
異音のスポット修理費用相場:50,000円~200,000円(症状により大幅に異なる)
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関連するよくあるご質問
コピー機をお得に買うために必ずおさえておくべき情報
コピー機博士によくあるご質問
- 業務用のコピー機・複合機の相場はどれくらいですか?
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コピー機リース(新品)の相場は印刷速度が25枚~30枚の標準的な複合機の場合、カラー複合機が定価で120万円から販売されていますが、オプションを付けると400万円ほどになることもあります。また、モノクロ複合機の場合は定価で70万円から販売されていますが、こちらもオプション次第では300万円ほどになる場合もあります。
中古コピー機の販売価格の相場は、OAランドでは「10万円以下」「10~20万円」「20万円~」に分かれており、ほとんどのモデルが30万円以内で購入することができます。例外として最新型やカウンター数が1万枚以下の極上品等を「30万円~」で販売しております。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 評判の良いコピー機・複合機のメーカーはどこですか?
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業務用コピー機・複合機の主要メーカーの物は、機能面だけで見れば大きな差はなく、どれを選んでも十分満足のいく機能を発揮してくれることは間違いありません。それでもあえてメーカーを選ぶなら、コスパなら「シャープ」、品質なら「富士フイルム」、総合力なら「キヤノン」、デザインなら「コニカミノルタ」、管理なら「リコー」のコピー機・複合機がおすすめです。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 保守契約とは何ですか?必ず加入しなければいけませんか?
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保守契約とは、一般的によくある製品保証のようなもので、精密機械である業務用のコピー機・複合機は故障しやすく、修理費も高額なため加入することが必須となっています。保守契約を結べば、毎月一定の保守料金で万が一の際の修理費用や部品代、消耗品が無料になるなど、お得なサービスが受けられます。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機・複合機のリースとレンタルの違いを教えてください。
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コピー機・複合機のリースとはリース会社が代理でコピー機を新規購入し、それを借りて使用する中~長期契約(5年~7年)のことです。レンタルと違い、ご希望のコピー機を新品で導入することができます。一方でレンタルはレンタル会社から中古品のコピー機を借りて使用する短期契約(数日~3年程度)のことを指します。レンタルは途中解約が可能で、レンタルしたコピー機の管理はレンタル会社が負います。(ユーザーの過失でない故障時には代替機を提供)一般的には中長期的に利用するならリース、短期間で利用する場合はレンタルの方が費用面でメリットがあるといわれています。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機で印刷したら黒い線が入るのですが、どこを清掃したらいいですか?
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コピー機・複合機を使っている時に黒い線が出てしまう場合、特定の操作をしたときだけ症状が出るということがよくあります。コピーや印刷をした時にどのような操作をした時に黒い線が出るのか、問題の特定をすると清掃する場所の目安になります。
大きく分けて清掃の種類は、「鏡面ガラスの清掃」「ADFミラーの清掃」「本体内部の清掃」に分けられます。
また、これらの清掃を行っても改善されない場合は「結露」による症状の可能性も考えられるので、その場合は少し時間を置いてみるのも良いでしょう。
詳しくはこちらをご確認ください。