- オフィスで使うコピー機・複合機の人気ランキングは?
オフィスで使われている業務用のコピー機・複合機は、メーカー各社似たような性能のコピー機を製造しており、買う側の立場からすれば「どれを選んだらいいか分からない」という状態が散見されている。
今回は、コピー機・複合機の人気ランキングのご紹介とその理由を、リース料金・アフターサポート・性能の三点からお伝えしよう。
初めてオフィス向けの業務用コピー機・複合機を買う方向けに、選び方や注意点も合わせて解説しているので、一つの指標にしていただければ幸いじゃ。
【決定版】これだけは外せない!王道のコピー機・複合機ランキング特集2021
まずは、手っ取り早く人気ランキングからご覧いただこう。
【ランキング1位】SHARPカラー複合機 MX-2631
価格重視なのに平均的な性能で人気No.1!個人事業主から中小規模まで、幅広い規模で使える王道モデル。
【MX-2631がランキング1位の理由】
モデルは、SHARPブランドで最も売れているMXシリーズの一番人気の王道モデル。
『コスパ最強』という点でランキング1位に輝く。しかし実際の導入実績から見ると1位を通り越し「王道モデル」の位置に君臨している。欲しい機能はすべて搭載していて、リース料金・カウンター料金どちらも他メーカーと比べて非常に安い。
印刷速度が中小企業に最適で、良い意味で「当たり障りのない無難なモデル」といえる。月間印刷枚数500枚~5000枚程度であれば、この一台でカバーできるためどんな業種・業態でも最適機種として名前が挙がるほど、業界内外問わず人気が高い。
【MX-2631の料金】
リース料金(本体価格)、カウンター料金ともに『超・激安』といっても過言ではない価格。
相場の最安値が出せる数少ないコスト特化型モデルで、同等スペックでは一つ頭が飛び抜けた価格設定になっているため、どの販売店からでも非常に安い料金で提示される。
(OAランドではWEBで価格提示できないため、都度お問い合わせが必要だが決して見積りを取って損はないレベル)【MX-2631のアフターサポート】
基本的にどの地域でも対応できる「全国保守対応」となっており、北海道や沖縄でも基本的に可能。一部離島は要問合せ。
なおOAランドはシャープの認定保守代理店なので、東京23区をはじめとした店舗がある地域(大阪、仙台、博多など)では、コスト面以外でもメリットの多い「自社保守」で対応ができる。
【MX-2631の性能】
コピー機の操作パネルが非常に大きく、スマホのように操作できるため初めて触る人でも直感的に使えるのが特徴。
また従来機種から引き継いでいる人気機能の「見てからコピー」が使いやすく、コピーボタンを押した後や、受信したFAXを一度コピー機の画面内で内容を確認してから印刷するかを選択できるので、迷惑FAXや間違いコピーなどの無駄な印刷コストをかけない運用ができる。
基本性能として先述したが「可も無く不可も無く」といったところだが、コスト特化型のモデルのため同価格帯の商品(ランキングの二位以下など)と比較するとワンランク上のスペックを持つため、値段の割には高性能、といった印象が強い。
【SHARPの特徴】
とにかく価格が安く性能は平均よりやや上、という位置付けのSHARP。
価格破壊が起きることも多く、代理店間では限界まで価格を下げた熾烈な争いが起きている。差が出るのはアフターサービス(保守契約)の体制によるところが大きいので、購入する販売代理店を選ぶことが重要。
身近なところでは、ファミリーマートやサークルKサンクスに入っているコピー機がSHARP製品。
コスパ最強のシャープ複合機一覧はこちら
ご紹介したMX-2631以外にも多数のSHARPコピー機・複合機を品揃え!中古品もあります。
【ランキング2位】FUJIFILMカラー複合機 ApeosPort C2360PFS-4T
安心のサポート体制、他社と差をつける品質の高さで士業やクリエイティブオフィスに人気!
【ApeosPort C2360PFS-4Tがランキング2位の理由】
FUJIFILMブランドの中ではSOHO・小規模オフィス向けとしての位置付けのモデルだが、有り余る画質の高さと保守サービスの品質の高さにより、士業やクリエイティブオフィス(デザイン印刷物が多い企業)や、地方の企業に人気が高い。
コピー機の重要な性能の一つである印刷速度はやや控えめだが、月間印刷枚数500枚~3,000枚程度であれば余裕で対応しているため、SOHOオフィスから中規模のオフィスまで幅広く人気があり、特に士業やクリエイティブな仕事をしている事務所では高い導入実績を誇っている。
もともとコピー機業界を牽引した三大メーカー(Canon、RICOH、FUJIFILM)の一つでもあるため、知名度・品質も十分に高いながらもリーズナブルな価格で人気ランキング2位に。
【ApeosPort C2360PFS-4Tの料金】
シャープには劣るが、同富士フィルムメーカー内ではリーズナブルな立ち位置のモデル。
ランキング一位のMX-2631と比較すると、ややコスト高になるためランキング2位となっているが「FUJIFILMブランドのコピー機でこの価格は安い!」と捉えられる導入しやすい料金設定となっている。
【ApeosPort C2360PFS-4Tのアフターサポート】
コピー機業界の中でも富士フィルムの保守サービスは、非常にな高い評価を受けていることで有名。
最大の理由は「サービスを実施する拠点の数」にあり、他メーカーとは桁違いの拠点数を全国規模で構えていて、どの地域でも迅速な保守メンテンナンスを受けることができるため。
保守の拠点が多いメリットはトラブル時のスピード対応だけでなく、コピー機そのものの品質管理も迅速に対応できる強みもあり、「トラブルが少なく使いたいときに使える」という優秀なサポート力を持つ。
【ApeosPort C2360PFS-4Tの性能】
基本的にSOHOや個人事業主、小規模のオフィス向けに作られたロースペックモデル。
コピー機のスペックの違いは主に印刷速度にあるため、印刷速度としてはロースペックというポジションだが、コピー機としての必要な機能は一通り揃っており、画質の高さは上位モデルと比較しても全く変わらない。
また、MAC OSにも対応しているため、WindowsとMACが混在する環境でもプリンタを使い分けずにこの一台で印刷できる。まさに、クリエイティブオフィスに最適なモデルと言える。
【FUJIFILMの特徴】
とにかく品質が高いのがFUJIFILMの特徴。
通常、コピー機は印刷までのロジックはメーカー各社ほぼ同一の技術を使っているが、使っているトナーや感光体などパーツ単位に差があり各社の努力の結晶が宿っている。
そのパーツレベルではFUJIFILMの品質は非常に高く、OAランドのベテラン技術者でさえ「ネジ一本だけ見てもこだわりの違いが分かる」と言わせるほどのもの。
そして何より複合機メーカーの中でも一・二を争う画質の高さ(=印刷の綺麗さ)を誇り、保守サービス面では顧客満足度6年連続No.1という実績を持つ日本が誇る技術力とサポート力の高いメーカー。
反面、料金面ではやや高額になるため、中小企業には敷居が少し高いという意見もある。
(SHARPと比較した場合、の話。他メーカーと比較しても実際大差はない。)身近なところでは、イトーヨーカドーやセブンイレブンに入っているコピー機はFUJIFILM製。
圧倒的な高いクオリティの富士フィルム複合機一覧はこちら
一度比較してしまったら、もう他には戻れない富士フィルム複合機。リースなら初期費用0円で導入できます。
【ランキング3位】Canonカラー複合機 iR-ADV DX C3720F
コンパクトサイズとスピーディー印刷がウリの名機種。
【iR-ADV DX C3720Fがランキング3位の理由】
Canonブランドでリーズナブルなオフィス用コピー機として人気が高いモデル。立ち上がりのスピードから印刷待ち時間を大幅に短縮する機能もあり「急ぎの印刷」に強い。
ランキング2位のC2360PFS同様、印刷速度はやや控えめだが、中小企業でもっとも多く使われる500枚~3,000枚程度の月間印刷枚数をフォローしており、もっとも普及しているモデルの一つ。
ランキング一位・二位と比較すると、コスト面でSHARP・FUJIFILMに一歩及ばないためコスパ差で軍配が上がっている。
【iR-ADV DX C3720Fの料金】
キヤノンブランドならではの少しお高い料金設定にはなっているが、複合機3大メーカーとして長い実績と高い技術力はリコー、富士フィルムと並ぶ大御所メーカーならではの安心料金として考えれば十分に安いもの。
ロースペックという立ち位置なのでリース料金を抑えて導入できる点が高ポイント。
【iR-ADV DX C3720Fのアフターサポート】
レーザープリンターのように持ち込み保守ではなく、複合機モデルなので通常の複合機メーカーと同様、カウンター保守契約による訪問修理体制となる。
全国体制の保守体制はCanonも同じでどの地域でもスピーディーな保守対応が可能。
【iR-ADV DX C3720Fの性能】
前述通り、スピーディーな立ち上がりと素早い印刷が特徴。
また省スペース性にもこだわりがあり、本体の小ささはもちろん、オフィスの角に置いてあっても紙詰まり除去やトナー交換などにも支障のない作りになっている。
【Canonの特徴】
ストレスフリーなオフィス環境を構築するのが得意なキヤノンは、省スペース性や素早いウォームアップタイムなどに一歩前へ進んでいる。性能面は甲乙つけがたい万能タイプで性能・品質ともに申し分ない。
管理運用のオプションなども揃っており大手企業などに好まれるのがキヤノンの特徴でもある。
レーザープリンターのCanonとしても普及しており、耐久性の高さや分かりやすい操作性など優しいユーザビリティも特徴の一つ。
身近なところでは、コンビニのローソンに入っているコピー機はCanon製。
ストレスフリーの何でも屋キヤノン複合機一覧はこちら
激安中古品から新品リースまで多数取り扱っています。
コピー機人気ランキングのまとめ
このランキングは、あくまでOAランドとしてのランキングとなっている。
もちろん、販売店により得意・不得意があるためランキング入替えはあるが、価格・性能・保守と業務用コピー機・複合機にいずれも重要な3つの指標から見て、他の業者と比較しても大差ない結果になると思うので、ぜひコピー機導入の参考にしていただければ幸いじゃ。
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コピー機をお得に買うために必ずおさえておくべき情報
コピー機博士によくあるご質問
- 業務用のコピー機・複合機の相場はどれくらいですか?
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コピー機リース(新品)の相場は印刷速度が25枚~30枚の標準的な複合機の場合、カラー複合機が定価で120万円から販売されていますが、オプションを付けると400万円ほどになることもあります。また、モノクロ複合機の場合は定価で70万円から販売されていますが、こちらもオプション次第では300万円ほどになる場合もあります。
中古コピー機の販売価格の相場は、OAランドでは「10万円以下」「10~20万円」「20万円~」に分かれており、ほとんどのモデルが30万円以内で購入することができます。例外として最新型やカウンター数が1万枚以下の極上品等を「30万円~」で販売しております。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 評判の良いコピー機・複合機のメーカーはどこですか?
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業務用コピー機・複合機の主要メーカーの物は、機能面だけで見れば大きな差はなく、どれを選んでも十分満足のいく機能を発揮してくれることは間違いありません。それでもあえてメーカーを選ぶなら、コスパなら「シャープ」、品質なら「富士フイルム」、総合力なら「キヤノン」、デザインなら「コニカミノルタ」、管理なら「リコー」のコピー機・複合機がおすすめです。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 保守契約とは何ですか?必ず加入しなければいけませんか?
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保守契約とは、一般的によくある製品保証のようなもので、精密機械である業務用のコピー機・複合機は故障しやすく、修理費も高額なため加入することが必須となっています。保守契約を結べば、毎月一定の保守料金で万が一の際の修理費用や部品代、消耗品が無料になるなど、お得なサービスが受けられます。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機・複合機のリースとレンタルの違いを教えてください。
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コピー機・複合機のリースとはリース会社が代理でコピー機を新規購入し、それを借りて使用する中~長期契約(5年~7年)のことです。レンタルと違い、ご希望のコピー機を新品で導入することができます。一方でレンタルはレンタル会社から中古品のコピー機を借りて使用する短期契約(数日~3年程度)のことを指します。レンタルは途中解約が可能で、レンタルしたコピー機の管理はレンタル会社が負います。(ユーザーの過失でない故障時には代替機を提供)一般的には中長期的に利用するならリース、短期間で利用する場合はレンタルの方が費用面でメリットがあるといわれています。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機で印刷したら黒い線が入るのですが、どこを清掃したらいいですか?
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コピー機・複合機を使っている時に黒い線が出てしまう場合、特定の操作をしたときだけ症状が出るということがよくあります。コピーや印刷をした時にどのような操作をした時に黒い線が出るのか、問題の特定をすると清掃する場所の目安になります。
大きく分けて清掃の種類は、「鏡面ガラスの清掃」「ADFミラーの清掃」「本体内部の清掃」に分けられます。
また、これらの清掃を行っても改善されない場合は「結露」による症状の可能性も考えられるので、その場合は少し時間を置いてみるのも良いでしょう。
詳しくはこちらをご確認ください。