この質問に関するカテゴリ:機能・使い方について
- FAXはカラーで送信できますか?
業務用コピー機・複合機に搭載されているFAXでは「基本的にモノクロでしか送信できない」と考えたほうがよいぞ。
なぜならカラーFAX送信をする場合は、「送受信先ともにカラーFAXに対応している」、「相当なスペックがないと実用的ではない」と敷居が高いからじゃ。
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動画でもご覧いただけます
記事を読む時間が無い方には動画でも説明しているので、こちらをご参照いただければ幸いじゃ。
なぜFAXはカラーで送信できない?
全くできないというわけではなく「ビジネスとして現実的に利用しにくい」ため、正しく説明するなら「現実的ではない」ということじゃ。
なぜなら、業務用コピー機や家庭用コピー機に搭載されているFAXは画質が低く、カラーで送っても潰れてしまったりして見えにくいので、写真などは全く満足いくものは送信できず、あまり使い勝手は良くないのじゃ。
どうしてもカラーFAXを送信したい場合は?
今は様々な通信方法があるので、カラーFAXだけに絞らず「カラーのデータを先方に送る方法」として考えていただくことをおすすめする。
- スキャナーで読み込み、データ(jpg、gif、PDFなど)をメールで送信する
- スキャナーしたデータを、USBメモリに直接入れる
- スマホなどで撮影して、クラウドで送る
- コンビニのネットプリントなどのサービスを利用する
このようないった方法を検討した方が、現実的かつスピーディーに送信できる。
また、スキャナー機能を搭載した中古コピー機はけっこう安く買えるので、ムリにカラーFAXにこだわらないことをオススメするのじゃ。
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A3サイズのカラースキャナを搭載しており、受信したFAXもメール転送することができます。
オマケ:FAXの通信規格について
蛇足じゃが、FAXの通信規格にも色々とあるので少し説明をしよう。
G3規格
現在最も普及しているFAXの規格が「G3」と呼ばれる規格じゃ。通信する際に「ピーヒョロロ~♪」と特徴的な音が鳴るので聞いたことがある方も多いのではないじゃろうか。
最大解像度は200*200dpiで転送速度は14.4kbpsというスペックなので、送信速度はA4サイズ1枚で30秒~1分程度の時間がかかる。
平たく言えば…遅くて画質があまり良くない「旧タイプ・低スペック」と言える。
SuperG3規格
ビジネス用のFAXでは当たり前となっているのが「SuperG3」という規格じゃ。業務用のFAXや複合機は対応しているものも多く目にする機会も多いと思うぞ。
最大解像度はG3同様200*200dpiだが、転送速度が33.6kbpsとなっており最速でA4用紙1枚をなんと3秒で送れるG3の上位版となっている。
業務用として非常に普及率が高く「オフィスでは当たり前のスペック」となっている。
G4規格
ほとんど普及はしていないが「G4」という規格が最上位にある。
解像度が400*400dpiとSuperG3よりも綺麗になっており、転送速度もSuperG3を上回る64kbpsとなる。
最短3秒という転送速度は変わらないが、より綺麗な画質で送れるため「早く、綺麗に」FAX送信が可能となる。
【注意】FAXは遅い規格に合わせて送信される
FAX全般に言えるが、送信側がG4やSuperG3規格でも受信側がG3規格にしか対応していないFAXを使用していると、通信速度は3Gになる(遅い方に合わされる)。
規格として最も優秀なG4規格を使っていても、通信先がG4でなければ真価を発揮できないので注意が必要じゃ。
時代は一台数役の「複合機」
オフィス用のコピー機・複合機は、2000年前後では「コピー&FAX」「コピー&プリンター」といった一台二役、一台三役といった複合機が主流になっていたが、今は「コピー&FAX&プリンタ&スキャナ」まで搭載した「一台四役モデル」が主流になっている。
旧モデルの中古複合機は、今でも一台二役・一台三役のものが多く価格も安く出回っているが、これから業務用のコピー機・複合機を購入する方は、今後長く使うことを考えると主流である「一台四役モデル」のコピー機・複合機を選ぶことをオススメするぞ。
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コピー機をお得に買うために必ずおさえておくべき情報
コピー機博士によくあるご質問
- 業務用のコピー機・複合機の相場はどれくらいですか?
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コピー機リース(新品)の相場は印刷速度が25枚~30枚の標準的な複合機の場合、カラー複合機が定価で120万円から販売されていますが、オプションを付けると400万円ほどになることもあります。また、モノクロ複合機の場合は定価で70万円から販売されていますが、こちらもオプション次第では300万円ほどになる場合もあります。
中古コピー機の販売価格の相場は、OAランドでは「10万円以下」「10~20万円」「20万円~」に分かれており、ほとんどのモデルが30万円以内で購入することができます。例外として最新型やカウンター数が1万枚以下の極上品等を「30万円~」で販売しております。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 評判の良いコピー機・複合機のメーカーはどこですか?
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業務用コピー機・複合機の主要メーカーの物は、機能面だけで見れば大きな差はなく、どれを選んでも十分満足のいく機能を発揮してくれることは間違いありません。それでもあえてメーカーを選ぶなら、コスパなら「シャープ」、品質なら「富士フイルム」、総合力なら「キヤノン」、デザインなら「コニカミノルタ」、管理なら「リコー」のコピー機・複合機がおすすめです。
詳しくはこちらをご確認ください。 - 保守契約とは何ですか?必ず加入しなければいけませんか?
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保守契約とは、一般的によくある製品保証のようなもので、精密機械である業務用のコピー機・複合機は故障しやすく、修理費も高額なため加入することが必須となっています。保守契約を結べば、毎月一定の保守料金で万が一の際の修理費用や部品代、消耗品が無料になるなど、お得なサービスが受けられます。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機・複合機のリースとレンタルの違いを教えてください。
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コピー機・複合機のリースとはリース会社が代理でコピー機を新規購入し、それを借りて使用する中~長期契約(5年~7年)のことです。レンタルと違い、ご希望のコピー機を新品で導入することができます。一方でレンタルはレンタル会社から中古品のコピー機を借りて使用する短期契約(数日~3年程度)のことを指します。レンタルは途中解約が可能で、レンタルしたコピー機の管理はレンタル会社が負います。(ユーザーの過失でない故障時には代替機を提供)一般的には中長期的に利用するならリース、短期間で利用する場合はレンタルの方が費用面でメリットがあるといわれています。
詳しくはこちらをご確認ください。 - コピー機で印刷したら黒い線が入るのですが、どこを清掃したらいいですか?
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コピー機・複合機を使っている時に黒い線が出てしまう場合、特定の操作をしたときだけ症状が出るということがよくあります。コピーや印刷をした時にどのような操作をした時に黒い線が出るのか、問題の特定をすると清掃する場所の目安になります。
大きく分けて清掃の種類は、「鏡面ガラスの清掃」「ADFミラーの清掃」「本体内部の清掃」に分けられます。
また、これらの清掃を行っても改善されない場合は「結露」による症状の可能性も考えられるので、その場合は少し時間を置いてみるのも良いでしょう。
詳しくはこちらをご確認ください。