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コピー機リースの料金相場を教えてください

公開日:2015/08/17

更新日:2025/11/17

監修者情報

コピー機博士

業界歴15年以上の当サイトの管理人
これまでに培った情報を公開するぞぃ

100万円を超える業務用のコピー機・複合機を導入する場合、企業ではリースでの導入が一般的だが、コピー機・複合機を販売している会社のホームページ等には料金が明確に書かれてなく、一体どれくらいの料金が一般的な相場なのかが分からない状況じゃ。

いざ、導入しようとして業者から見積りをもらっても果たして「コピー機の見積りをもらったのはいいけど、これは高いのか?安いのか?」という判断が難しいのではないだろうか。

今回はそんな方のために、おおよその目安がつけられるようにコピー機リースの料金相場、さらにはに失敗しないコピー機選びについてご紹介しよう。

リースのメリット・デメリットについては『複合機をリースするメリットは何ですか?』をチェックしておこう。

動画でもご覧いただけます

記事を読む時間が無い方には動画でも説明しているので、こちらをご参照いただければ幸いじゃ。

【大手メーカー別】リース料金相場比較

リース金額を算出する基礎となるのは「メーカー小売希望価格」じゃ。まずは、大手メーカー4社で人気となっている、連続出力枚数「20枚/分」クラスの機種で、その相場を比較してみるぞぃ。

月額リース料金別、支払総額目安
シャープ 富士フイルム キヤノン コニカミノルタ
機種
(4段/A3対応)
カラー複合機
MX-2631
カラー複合機
ApeosPort C2360PFS
カラー複合機
iR-ADV DX C3720F
カラー複合機
bizhub C287
連続出力性能
(枚数/分)
26枚 23枚 20枚 28枚
メーカー希望
小売価格(税込)
1,650,000円 1,650,000円 1,661,000円 1,631,300円

いかがじゃろうか。メーカーによって連続出力枚数の差は若干あるが、ほぼ同性能といっていいじゃろう。

20枚/分クラスでは、必要最低限の機能が備えられており価格もほぼ同一じゃ。上位の機種も同じ傾向にあり、あとはオプションの有無で金額が決まるぞぃ。

なお、メーカーのホームページに記載されている「メーカー小売希望価格」は、あくまでも「参考価格」となっており実売価格は販売店によって異なる。したがって、毎月支払うことになる「リース金額」も販売店によって異なるので必ず相見積りを取るようにしよう。

そして、コピー機のリース期間は法定償却期間となる「5年」が一般的で、その際のリース料率は「2%」前後が相場じゃ。

コピー機・複合機のリース料金相場

次に、業務用コピー機・複合機が、どれくらいの料金で販売されているものなのかを一覧にしたのでご覧いただきたい。

コピー機・複合機の月額リース料金別に見た特徴
最も安いリース料金 標準的なリース料金 かなり高いリース料金
リース料金 5,000円未満 10,000円~15,000円 30,000円以上
企業規模 1名~5名程度
SOHO、個人事務所など
3名~10名
ごく一般的な使い方
20人以上
極端に利用頻度が高い
または特殊な使い方をしている
機能面 必要最低限の機能 標準仕様
(4段、ADF、1台4役)
高画質、高速印刷
オプション多数搭載
想定月間
印刷枚数
月間0~500枚程度 月間1,000枚~3,000枚程度 月間5,000枚以上

上記の通り「5,000円~30,000円」ほどの価格帯が、コピー機・複合機の一般的なリース料金の相場となっている。

また、リース料金は「単月料金」と「支払い回数」を表示されることが多く、リース料金の総支払額はこれらを単純に掛けることで計算できる。

月額リース料金別、支払総額目安
月額\回数 5年(60回) 6年(72回) 7年(84回)
5,000円 30万円 36万円 42万円
10,000円 60万円 72万円 84万円
15,000円 90万円 108万円 126万円
20,000円 120万円 144万円 168万円
25,000円 150万円 180万円 210万円
30,000円 180万円 216万円 252万円

コピー機・複合機の価格の違い

では、なぜ同じ業務用のコピー機にも関わらずここまで料金が異なるのか?「コピー機・複合機の価格の違い」について3点ご説明しよう。

カラーかモノクロかで価格は違う

1点目は、コピー機・複合機には大きく分けて「カラー印刷ができる」モデルと「モノクロ印刷しかできない」モデルの2種類があること。カラー印刷ができるタイプだと、カラーもモノクロも両方印刷できるが、モノクロ印刷しか対応していなければ、カラー印刷はできない。

もちろん、カラー印刷ができるタイプの方が価格は高くなるぞ。

オプションの有無で価格が違う

2点目は、メーカー希望小売価格はいわゆる「標準構成」となっているため、多くの企業で一般的に利用されている標準的な機能だけが搭載された価格となっている。

例えば、給紙カセットが4段ではなく1段だけだったり、自動原稿送り装置(ADF)がついてない、フィニッシャーやステープル機能が無い、Mac印刷対応してない、Wi-Fiに対応していない、といったものじゃ。

これらはすべて「オプション」で取り付けることができるため、標準構成に組み込まれていない機能をオプションとして追加すると、その分リース料金は高くなっていく。

同シリーズでも印刷速度により価格が違う

3点目は、大きな価格の違いは「印刷速度」というスペックに依存していること。

例えばOAランドの看板機種である「SHARP MXシリーズ」でご説明すると、MXシリーズだけでも10種類以上の機種があり、それぞれ定価も100万~300万と幅広く分かれている。

同シリーズでもここまで価格が違うのは、カラー・モノクロ以外にも「印刷速度」の違いがとても大きいのじゃ。

印刷速度についてはコピー機・複合機選びでもっとも重要な基準になる。詳しくは『【決定版】失敗しないコピー機の選び方』を見ておこう。

この3点が、コピー機・複合機の価格を決定する三大要因になっている。

なお、同じ型番・同じ仕様にも関わらず、販売店により価格が違うことも多々ある。これは単純に販売店の実力と判断していただいていいだろう。

リース料金だけではなく保守料金に注意しよう

コピー機・複合機は、リース料金の他に「保守料金」というものが発生する。詳しくは『保守契約とは何ですか?コピー機導入時には加入しなければいけませんか?』で解説しているが、リース料金は「コピー機本体の料金」で、保守料金は「コピー機の維持費」としてお考えいただければ分かりやすい。

印刷する度に料金がかかる「カウンター保守契約」といったものが代表的なもので、月々数千円~数万円かかるので、リース料金だけではなくカウンター料金がかかることを頭に入れておこう。

リース料金よりも重要ながらも見逃しがちな、カウンター料金の相場については『業務用のコピー機・複合機の相場はどれくらいですか?』でご紹介しているので参考にしていただきたい。

パッと見のリース料金が安いコピー機・複合機ほど保守料金が高くなるので、目の前の安さだけに飛びつくと、最終的に損をしてしまう可能性が非常に高いので注意しよう。

リース料金が高かった場合の価格交渉のコツ

リース料金の相場については理解していただけたじゃろうか。

次のステップとして、見積もりで出されたリース料金が相場よりも高かった場合は、トータル料金をできるだけ抑えるために、リース料金とカウンター料金の価格交渉をしてみることをおすすめする。

ここでは、価格交渉をする時に大切なポイントを2つ紹介していくぞぃ。

1.同条件で複数社からの見積もりを集める

まず1つ目のポイントは、必ず同じ条件で複数社からの見積もりを集めておくこと。

自分たちの導入条件での相場がいくらなのか、最安値はいくらなのかを知っているという事実を営業担当者に伝えることが、交渉においてとても大切なのじゃ。

販売する営業担当者の立場になって考えてみると、可能ならば料金を下げずに契約を結びたいのが当然じゃろう。ただ、それが原因で他の会社と契約されてしまうことはもっと避けたい。

そのため、多くの営業担当者は可能な限り価格交渉に応えて、自社でのリース契約を決めてもらいたいと思うのが心情というもの。

リース料金だけでなく、カウンター料金を交渉する際も「相見積もりをとったうえで交渉をする」というのが、料金を左右する重要なポイントとなっているので、忘れずに覚えておくのじゃ。

2.印刷枚数はできるだけ正しく伝える

2つ目のポイントは、カウンター料金の交渉をする際、印刷枚数はできるだけ正しい量で伝えること。

リース料金が希望通りに下がらなかった場合でも、カウンター料金であれば値下げを検討してくれる可能性があるので、諦めずに交渉してみることをおすすめする。

カウンター料金の相場は『カウンター料金の相場』を参考にしてみよう。

特に、月間印刷枚数が5,000枚以上とハイボリュームの場合は価格が下げられる可能性もある。

ただし、1枚あたりの金額だけを考えて、むやみに印刷量を多く申告するのは要注意じゃ。カウンター保守契約で契約を結んでいる場合、「基本料金」「最低料金」と呼ばれる料金が存在する。これは、最低料金以下の量しか印刷していない月には、最低料金が設定される仕組みじゃ。

この基本料金は、カウンター料金とは違って印刷量が多ければ高くなるケースが多いので、必要以上に多く申告しないように気をつけよう。

料金のオプションサービスについての注意

ここまで、リース料金・カウンター料金・基本料金について解説したが、あくまでオーソドックスな見積りのパターンであると補足しておこう。

現実的には、販売店側から通常のリース料金やカウンター料金を巧みにプラン分けすることでパッと見安く見えるオプションサービスを提案されることがある。

代表的なもので言うと「カウンター料金無料」「用紙無料」などと銘打ったサービスじゃ。

この言葉だけを聞くと、とても魅力的にみえるじゃが、このサービスで一番注意したいケースは、契約形態がカウンター保守契約ではなくキットトナー契約(トナー購入方式)という場合。

これは、保守契約の方法が異なってカウンター料金が発生しないというだけで、ご利用枚数によっては、カウンター保守契約よりもトータル料金が高くなってしまうこともある。

また、このようなオプションサービスでは、カウンター料金やコピー用紙代、トナー代などを無料にする代わりに、本体のリース料金に上乗せしているケースが多い。一部の料金が無料だからといって、トータル料金が下がるわけではないということじゃ。

そのため、自社の使用方法に契約内容のメリットがきちんとマッチしているかどうかを確認し、トータル料金も必ず比較して検討するとよいじゃろう。

正しいリース料金を把握して信頼できる販売店から適正価格で導入しよう

ここでご紹介したコピー機・複合機のリース料金の相場は、一般的に「どれくらいの料金を支払うものなのか?」ということにフォーカスしてご紹介した。

実際、コピー機・複合機を導入する時には、コピー機の機種名や必要なオプションが分かるので、それをベースにいくつかの販売店から相見積もりを取り、もっとも信用できそうな会社から購入しよう。

コピー機・複合機をリースで導入すると、最低でも5年間は同じ業者と付き合うことになる。コピー機の修理対応やその後の追加発注などビジネス上の付き合いも考えられるので、安いだけではなく極力信用できる会社を選ぶのが何より重要な失敗しないコピー機選びじゃ。

はじめてコピー機を導入する方へ

初めてコピー機を導入する方には、まず『無料でできる診断シミュレーション』を使うことをオススメしているぞ。

ご自身の使い方によって、どれくらいの性能のコピー機が適しているかを診断してくれるシミュレーションなので、コピー機選びの基準としてお使いいただけるのじゃ。

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