オフィスで導入するコピー複合機は、一般的にリース契約で導入することがほとんどじゃ。
今回は、法人でリース契約を行う際に必要な手順や具体的な方法をご紹介するので、これからコピー複合機をリースしようと考えている方はぜひご一読いただきたい。
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リース審査に申し込むには
まず、コピー複合機をリース契約で導入するためには、リース審査に申し込まなくてはならない。リース審査への申し込みは、直接リース会社に申し込むのではなく、通常はOAランドのようなリースを取り扱っている販売店を経由して申し込むのが一般的じゃ。
リース会社は基本的に販売店側が決めるが、お客様が既に取引しているリース会社(コピー機以外の設備を契約している場合など)がある場合、ご希望であればそのリース会社に審査申し込みをすることも可能じゃ。
具体的な手順は次のようになっている。OAランドでの申込方法を例としてご紹介しよう。
- お見積り:希望の機種や設置時期などを決めて、契約条件を確認しよう。
- 与信:正式申し込み前にまずはリースに通るか確認するために、リース会社の審査用紙に必要事項を記入してOAランドからリース会社へ申し込みの手続きを行う。
(審査自体は無料なので、保険として、一度に複数のリース会社に申し込むというのが一般的じゃ。) - 最終検討:大体1~2営業日以内にリース会社より審査の可否が出るので、OAランドを経由して、お客様に結果をお知らせする。ここで最終的に導入するかどうかを決定しよう。
- 本契約(お申込み):与信の結果を受けて無事に通ったならばOAランドへ正式注文を行おう。本契約書を郵送されるので、②と同じように必要事項を記入して返送しよう。
- 納品検収:コピー複合機を納品後に、リース会社からご契約者の方に直接検収の電話がかかってくる。電話の内容は物件や月額料金、リース期間、販売店など契約内容の確認じゃ。
この確認作業が完了すれば、リース契約の手続きはすべて完了となるぞ。
なお、審査用紙の受け取り・提出方法については、OAランドの店頭以外にFAXやメールでも受け付けている。
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リース審査用紙の記入事項・必要書類
審査用紙の記入事項および必要書類は、個人事業主か法人かによって異なる。
OAランドからリース審査を申し込む場合は、以下のような項目に記入する必要があるぞ。
個人事業主の場合
代表者の生年月日や自宅住所、配偶者の有無等の個人情報が主な記入事項となっている。
法人の場合
会社の業種や設立時期、資本金といった法人登記情報と代表者の個人情報を記入して審査を行うのじゃ。
リース審査の基準は?
リース審査は申し込めば誰でも通るというわけではなく、一定の基準をクリアしている必要がある。与信とも呼ばれ「長期間にわたる契約期間を満了するまでリース料を毎月払い続けられるか」を判断するために、審査が行われるのじゃ。
リース会社によって細かい基準は異なるが、いずれも「現段階において金銭の支払いに滞りがないこと」は最低条件じゃろう。
リースに通りやすくする方法
実は、リース審査に通りやすくなる方法がいくつかあるんじゃ。
不安な方はこれからご紹介する方法をぜひ参考にしてみてほしい。
①複数のリース会社に、同時に審査申し込みをする。
リース会社ごとに審査基準は違うから、A社は通らなくても、B社では可決される…というパターンはよくある。
審査申し込み自体は無料で、仮に可決されたからといって絶対に契約しなくてはいけないという決まりもないので、複数の会社に審査申し込みをするのがベターじゃ。
また「同時に」審査申し込みをすることも重要で、もしA社で審査が通らなかった場合、その情報がB社にも伝わって不利になってしまうことがある。そんなケースを防ぐためにも、同時に審査を進めておくことをおすすめする。
②リース会社に信用を示す資料を提出する
リース審査を通過するためになにより必要なものは、金銭面での信用じゃ。
ただ個人事業主であったり、事業年数が短い会社は営業実態や業績等の情報が表に出ておらず判断材料が乏しいことから、審査に苦戦するケースがある。
このような場合には、リース会社に対し、とにかく出来るだけ多くの情報を提供することが大切なんじゃ。開業届や法人名義の賃貸契約書、公共料金の明細、国家資格などが有効といわれているが、この他にも法人の取引先情報や事業計画書なども有利に働くことがあるので、出せる情報はひとまず全部出してみるといいぞ。
③CIC(指定信用情報機関)でご自身の信用情報を確認しておく
リース審査は金銭面での信用度を見ているので、債務履歴があったり、キャッシングの借り入れがあると、審査には通りづらくなる。
クレジットカードやローンの支払いを3ヶ月以上滞納していたことがある場合、ブラックリストに載ってしまっている可能性が高く、リース審査に響いてしまうじゃろう。
ブラックリストに一度載ってしまうと、信用情報がクリアになるには通常5年がかかるとされているぞ。
またリース審査に落ちた場合には「過去にリース審査に通らなかった」という情報も信用機関に登録されるので、再度リース審査に申し込む場合にさらに不利な状況になってしまう。
このような状況を回避するためにも、リース審査に申し込む前に、自身の信用情報に問題がないかを調べておくとよいぞ。
CIC(指定信用情報機関)は、加盟しているクレジット会社等から情報を取集して管理および提供をしている組織じゃ。リース審査に通るか心配、何か不安要素があるという人は、念のため、こちらに信用情報開示を申請して、自身の信用情報にネガティブな事項が登録されていないかを確認しておこう。
④連帯保証人をつける
リース審査では、代表者の年齢も審査の基準になっているのじゃ。
一般的に70歳以上の高齢者や経営者としての歴が浅い20代前半の方は、先行きが不安定とみられ、審査に通らないことがある。
こうした場合には連帯保証人をつけることで、審査に通りやすくなるぞ。
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リース審査に通らなかった場合の導入方法
様々な手を尽くしても、リース審査に通らなかった場合には、リース以外の選択肢もある。
コピー複合機の場合、主に「レンタル」か「購入」という方法になるが、それぞれの特徴を簡単にまとめてみたので参考にしていただきたい。
購入(買取り)
- 所有権が自分にあるので、売却や譲渡が可能。
- 固定資産税の支払いが必要(一定条件を満たせば少額減価償却資産の特例が使えることも)
- 初めに本体代金+保守料金を支払うため、まとまったお金が必要
レンタル
- 途中解約が可能
- レンタル会社が取り扱う製品の中から機種を選ぶことになる
- 審査がない
どちらもメリットとデメリットがあり、短期利用か長期利用かなど条件によってもどの方法がお得かは変わってくる。リース以外の導入方法も検討している方、さらに詳しい情報を知りたい方は『コピー機・複合機は、リースと購入買取するのではどちらがお得ですか?』を参考にしてほしい。
リースとは?
なお、「リース」というのは、契約者が希望する機種を、リース会社が代わりに購入して、月々の料金支払いと引き換えに契約者へ貸与する契約形態じゃ。
リース期間は税務上3~7年と決められているが、コピー複合機は5~6年で契約がするケースがオーソドックスとされている。
リース契約のメリットやデメリット、レンタルとの違いについて詳しくは『コピー機・複合機のリースとレンタルの違いを教えてください。』をチェックしておこう。
いかがじゃろうか?今回は、コピー複合機のリース審査の具体的な手順を中心に説明したが、基本的に手続きや申請はスタッフが対応してくれるので、初めてのリース審査でも安心してお申込みいただければ幸いじゃ。