SHARPコピー複合機のエラーコードでF2系のエラーコード(代表的なものとして、F2-64~F2-73」など)が表示された場合、内部パーツのトナー関連のトラブルの可能性が高い。
原因はトナーが非純正を利用していたり、トナー系の故障の可能性があるため、まずは該当のトナーを純正品と取り替えるなどの作業が必要だ。各番号でどの色のトナーに問題があるのか書いてあるので以下の表を参考にしていただきたい。
F2系のエラーコードが表示されたらまず試すのは電源のON/OFF
F2系のエラーコードに限らず、コピー複合機を利用中にエラーコードが表示された場合、まずは電源のON/OFFを試そう。
機種により異なるがシャープのコピー複合機を例として以下のような手順で主電源のON/OFFを行おう。
1)コピー複合機本体のフロントパネルを開ける

2)主電源のスイッチを切る

※フロントパネルを開ける以外にも側面や背面などに隠れている場合があるので注意しよう。
3)1分ほどしてからスイッチを入れ直す

※電源ボタンの近くに「保温ヒーター」のスイッチがある場合がある。このスイッチは常にオンにしておこう。
4)F2-XXのエラーコードが表示されるか確認する
これで解決しなかった場合は、高確率でパーツの交換など専門技術者による修理が必要だ。カウンター保守契約中であれば、契約先の保守会社へ連絡しエラーコードなどの症状を伝えて修理を待とう。
F2-XXのエラーコードが表示される原因と対処方法
F2系は冒頭にも書いたとおりトナー関連のトラブルだ。F2-XXの数字により該当のトナーが分かるので以下の表を参考にして交換作業などを行ってみてほしい。
- F2-64:ブラックトナー補給動作トラブル
- F2-65:シアントナー補給動作トラブル
- F2-66:マゼンダトナー補給動作トラブル
- F2-67:イエロートナー補給動作トラブル
- F2-70:不適切ブラックトナー検知
- F2-71:不適切シアントナー検知
- F2-72:不適切マゼンダトナー検知
- F2-73:不適切イエロートナー検知
なお、修理を依頼する際はカウンター保守契約を結んでいれば修理費用はかからないが、スポット修理の場合は部品交換の費用やサービスマンの人件費などの作業費が発生する。






