シャープのコピー複合機を利用している方で、エラーコードによるトラブルで非常に多い症状である「L4-06」は、内部パーツの一つである一次転写ユニットと呼ばれる部品が、うまく動かなかった時に起きるに関連したエラーコードだ。
このL4-06が表示された場合、どうしたら良いのかを解説するので参考にしていただければ幸いじゃ。
L4-06が表示されたらまず試すのは電源のON/OFF
L4-06に限らず、コピー複合機を利用中にエラーコードが表示された場合、まずは電源のON/OFFを試そう。特にこのL4-06は一次転写ユニットの動きに依るものなので、もう一度動かす意味合いで再起動すると直る場合がある。
機種により異なるがシャープのコピー複合機を例として以下のような手順で主電源のON/OFFを行おう。
1)コピー複合機本体のフロントパネルを開ける

2)主電源のスイッチを切る

※フロントパネルを開ける以外にも側面や背面などに隠れている場合があるので注意しよう。
3)1分ほどしてからスイッチを入れ直す

※電源ボタンの近くに「保温ヒーター」のスイッチがある場合がある。このスイッチは常にオンにしておこう。
L4-06のエラーコードが表示されるか確認する
これで解決しなかった場合は、高確率でパーツの交換など専門技術者による修理が必要だ。カウンター保守契約中であれば、契約先の保守会社へ連絡しエラーコードなどの症状を伝えて修理を待とう。
保守契約先が無い場合『スポット修理センター』などの修理サービスへ依頼しよう。
L4-06が表示される原因と対処方法
L4-06は一次転写ユニットと呼ばれる内部のパーツがうまく動作しなかったときに起きるエラーコードだ。
印刷工程で特定の動き(リフトする動作)をするのだが、正しい動きがしなかったりセンサーが汚れていたりと原因は様々だが、この一次転写ユニット付近のエラーが原因となる。
基本的にはユニットの再設置やセンサーを掃除する作業で改善される可能性が高いが、修理を依頼しても何度も再発したり短いスパンで頻発するようであれば経年劣化の可能性が高いのでパーツ交換が必要となる。
いずれの場合も、専門知識が必要なのでご自身で行わず修理を依頼しよう。
カウンター保守契約を結んでいれば修理費用はかからないが、スポット修理の場合は部品交換の費用やサービスマンの人件費などの作業費が発生する。
L4-06のスポット修理費用相場:18,000円~





