FSS(自動検針システム)とは、コピー複合機の利用状況(トナーの利用状況、エラー状況、印刷枚数)をインターネットを通じて確認するシステムのことなのじゃ。
コピー複合機を利用する側(お客様)はこの機能を利用することは無く、コピー複合機を最初に設置したときに初期設定される。主にカウンター保守契約のような契約形態で適用される。メーカーにより「SPN」や「EPBB」といった違う呼び方をする場合もあるが、基本的には「自動検針システム」のことを指すのじゃ。
FSS(自動検針システム)のメリット・デメリット
それではまず、FSSを通じてどのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介する。
FSSのメリット
- トナーが無くなる頃に自動的に配送される。
- パーツの不備など異常を検知し故障を未然に防いだり修理が素早く行われる。
- 毎月の検針が自動化され不要な訪問が削減される。
- 周り巡ってカウンター料金が安くなっている。
利用者としてはコピー複合機に関する時間がとられることが大幅に減り、保守業者としては過剰な訪問や過去行われていた電話による検針といった時間のかかる業務が削減される。さらに、その削減したコストが周り巡って保守料金の削減に結びついているのじゃ。
FSSのデメリット
利用者側にとってのデメリットといえるデメリットはほぼ無く、自動化したものをアナログ化するだけなので、保守業者側としていくつか雑務が増える=その分お客様に多少の負担(電話・訪問対応やトナー発注業務など)がかかる、といった程度となる。
FSS(自動検針システム)を利用するには
FSSは基本的にインターネット環境が構築されていないと利用ができない。そのため、スタンドアロン環境や開業直後で回線が間に合っていない場合は使うことができない。
また、FSSが対応している製品は増えてはいるものの、一部モデルでは未対応というものもある。また、販売店によってはFSS自体を導入せずに従来通りの訪問検針などを行っている業者もいる。
コピー複合機導入前に、販売店から保守契約の案内があるので気になる方はその時にチェックしてみよう。なお、OAランドはもちろんFSSを導入しているのでご安心いただきたい。
FSS(自動検針システム)のまとめ
FSSは利用者は普段目に見えて操作などをすることは無いが、上記のようにその恩恵は非常に大きく逆にデメリットはほとんど無い。それどころか使えない方が不便になるため、コピー複合機の導入時には回線環境を整えておこう。
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