コピー複合機を導入した場合、実に9割もの企業では「カウンター保守契約」とよばれるアフターサービスに加入することになる。
しかし稀に、中古のコピー複合機を知り合いから譲り受けたり、ネットオークションなどで安く購入した場合などでカウンター保守契約に加入しないケースがある。
今回は、保守契約に加入していないにも関わらず、コピー複合機が故障してしまい修理に出さなければいけない状況でどうしたら良いかをご説明しよう。
保守契約については『保守契約とは何ですか?コピー機導入時には加入しなければいけませんか?』で詳しく解説しているので参考にしてみよう。
都度修理を依頼する「スポット保守」とは?
カウンター保守契約に加入していない場合、都度有償で修理依頼をすることを「スポット保守契約」「スポット保守」「スポット修理」といった呼びかたをする。
スポット保守の詳細は『コピー機・複合機のスポット保守契約とは何ですか?』で説明しているので詳しくはこちらをご覧いただければ幸いじゃ。
スポット保守の料金はどれくらい?
業務用のコピー複合機はもともと定価が100万円を超えるような精密機械で、パーツひとつとっても高額になる。
また基本的に出張修理対応となるため、人件費や交通費などの諸費用が別途かかるため、一回の修理で数万円単位の費用が発生する。
参考例としてカラー複合機の場合は以下くらいの料金がかかるケースもあるほどだ。
- 出張費:18,000円/一回
- 作業費:6,000円/30分
- ドラム代:50,000円/本
- トナー代:15,000円/本 × 4本
- 合計:178,000円
症状などにより異なるが、ひどい場合は中古コピー機本体を買えてしまうほどの修理費用がかかる可能性があることを念頭に置いていただきたい。
スポット保守はどこに依頼すればいい?
スポット保守の場合は、主にメーカーへ修理依頼するほか、『スポット修理センター』といったコピー複合機の修理を専門で行う業者へ依頼しよう。
メーカー以外の業者がスポット保守を行う場合、言い方は悪いが「モグリ」の業者がいる可能性があることに注意しよう。基本的にパーツと知識があればコピー機の修理はできるが、正規のパーツを使っていない場合思わぬ故障やメーカーから不正利用の請求がくる場合もあるため、体制の整った業者へ依頼するように注意しよう。
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